かつてフリーアナウンサーとして活動していた川口ゆりさん。出身地である北海道を中心にラジオや地元テレビ番組などで活躍していた川口ゆりさんですが、2024年8月に起こった炎上を機に不本意な形ではありますがその名前が全国で知れ渡ることとなりました。川口ゆりさんが起こした炎上とはどのようなものだったのでしょうか。今回の記事では炎上の経緯と現在の川口ゆりさんについて紹介します。
川口ゆりの炎上について
川口ゆりさんが起こしてしまった炎上事件ですが、男女問わず日本中の人々から壮絶なバッシングを受ける事態に発展しており、間違いなく川口ゆりさんのキャリアを大きく左右させる事件となりました。
この炎上は川口ゆりさんが夏場の男性の体臭に対して苦言を呈した内容の投稿をSNSに投稿したことがキッカケで発生しており、後述する川口ゆりさん自身の立場や日頃の活動なども相まって大きな炎上になってしまったといわれています。ではその川口ゆりさんが起こしてしまった炎上についての詳しい経緯を、次からは時系列順に紹介していきたいと思います。
① 2024年8月8日に自身のXに投稿されたポストが発端に
ことの発端となったのは2024年8月8日に川口ゆりさんが自身のX（旧Twitter）に投稿したポストでした。そのポストには、夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる。常に清潔な状態でいたいので１日数回シャワー、汗拭きシート、制汗剤においては一年中使うのだけど、多くの男性がそれくらいであってほしい…とコメントして投稿。
夏場の異性の匂いに嫌悪感を示す内容のポストでしたが、瞬く間にこのポストが拡散されると「あまりにデリカシーのない投稿なのでは？」といった厳しい声が相次いで寄せられる事態に発展していくこととなりました。
② 翌日に大炎上し、当該のポストの削除と謝罪を発表
投稿からわずか24時間で約1060万ものインプレッションを集めるほど拡散されてしまった川口ゆりさんでしたが、当初は自身の投稿を削除はせずに「誰しも無意識のうちに他人を不快にさせてしまうこともあるから気をつけてほしいということを伝えたかった」、「この暑さだから匂いの問題は仕方ありません。例としてシャワーの話をあげただけです」と釈明。
しかしそれでも各方面からは「男性に限定する必要は無かったのではないか」という非難のコメントが続々と寄せられ、最終的には2024年8月10日に当該のポストを削除し、川口ゆりさん自身も「不適切な表現でした」と自身の非を認める形で謝罪文を掲載しました。これにて一応形としてこの騒動は解決したかに思われましたが、その翌日に思わぬ形で川口ゆりさんの炎上騒動が幕を閉じることとなります。
③3日後に事務所側は契約解除を発表
川口ゆりさんが当該のポストを削除し、謝罪文をアップした翌日の2024年8月11日。当時川口ゆりさんが所属していた事務所である「VOICE」が川口ゆりさんの契約解除を突如として発表しました。加えてハラスメント講師として勤務していた青山プロダクションも同日に契約解除を発表しています。
契約解除の理由として事務所側は「異性の名誉に対して不適切な行為があった」、「言葉を仕事とする人間にとってあってはならない行為」が原因だと発表していますが、それでも一部のSNS上では「契約解除まではやりすぎではないのか」と擁護する声も上がっていたようです。
確かに一度の炎上で契約解除にまで至るのは厳しすぎる処置のようにも思えますよね。では、なぜ最終的に川口ゆりさんは契約解除をされるほど重い処分が下されたのか、次からはその理由について深掘りしてみていきましょう。
なぜ川口ゆりの炎上はここまで大きな問題となったのか
川口ゆりさんはフリーアナウンサーとしてだけでなく、並行してハラスメント防止を目的とした講演会や指導をおこなう講師としても働かれていました。近年世界中で議論が交わされているフェミニズムに関する指導もされていたとのことで、こうした日頃の活動にあまりに反する投稿だったことが契約解除という重い処分に発展した1番の原因だと言われています。確かにハラスメント防止を促進している講師としては不適切な発言だったのかもしれませんね。
また、これが逆の立場で「男性が女性の匂いについて苦言を呈していたらもっと大事になっていた」という声も少なくないだけに、事務所側としても契約解除以外の選択肢がなかったのかもしれません。
川口ゆりは炎上後に無職に？現在の活動は？
大炎上後に川口ゆりさんは事務所を解雇されてしまいましたが、現在はどのような活動をされているのでしょうか。炎上直後は事務所と契約解除をしたこともあり、無職のような状態で何もしておらず体重が6キロも減ってしまったのだと本人自らが明かしています。ただその後アフリカへの旅行や知人や友人の励ましなどもあって同年12月9日にMCに復帰。炎上前に比べる仕事数は見劣りしますが、現在もアナウンサーやMCとしての活動を継続しておこなっています。
川口ゆりのこれまでの経歴について
1994年に北海道で生まれた川口ゆりさんは、札幌大学女子短期大学を経て一度は旅行代理店やIT企業などの一般企業に就職して働いていました。社会人時代は主に採用広報や人事として働かれていたようです。
その後、一般企業を退職してアナウンサーに転身すると、2014年には「ミス・インターナショナル日本代表選出大会」のファイナリストに選出。この選出を機に、北海道のラジオ番組やテレビ番組などでの仕事が一気に増え、北海道の魅力を発信するアナウンサーとして地元の人々から愛されていました。
まとめ
今回の記事では2024年8月に炎上騒ぎを起こしてしまった川口ゆりさんについて紹介しましたがいかがでしたか。炎上の経緯や契約解除の理由、そして現在の川口ゆりさんの活動などが本記事で分かったかと思います。大きな炎上事件を経験した川口ゆりさんがここからアナウンサーとして復活できるのかどうか、引き続き注目したいですね。
